人が少なくなる里 でも、、、
人口減少と言われる今 確かにこの里もこの4,5年で人が少なくなった
小さな里だから、居なくなった人は皆知り合いでありどこかで繋がりがあった
中には私が推進してきた「桜の会」のメンバ-も5,6人いた
ぼんぼりを灯してたき火をたき皆寄り合って飲んで歌い楽しい一時を過ごすのが
楽しみであった 私より若い連中であっただけに、今思うと惜しい人たちだった
自分の庭に植えた桜が年ごとに大きくなり「何時この下に友達を誘ってのめるかなぁ」
それが楽しみと言ったK君はなくなって数年になる
私に意見を話してくれたS君は植えた一山の桜をみて実に満足そうに、
「あと5年もしたら、、、」といった
桜の仲間は桜の成長をみないまま去って行った
私も力がぬけた
だがその一方で若い人達も増えてきた
都会で働いていた若者達 田舎に住みたくて移住してきた人達
しかもその人等は積極的にこの里に同化してくれている
例えば 氏神様のお祭りに参加したり この里の習慣に慣れたりである
そして次第にこの里の中心メンバ-になりつつである
PTAのメンバ-といえば若い年輩になる
彼らがやがては 花を植えたり桜を大切にしてくれたら
里には再び明るい希望が見えてくる筈だ、、、と